コンクリートの家は災害に強い?燃えない・壊れない・倒れない住宅

コンクリート住宅の大きな特徴は、災害に強いことです。

大きな地震が起こっても、建物が倒壊する危険が少ない。
近隣で家事が起こっても延焼する危険が少ない。
台風が来て瓦が飛ぶことや、外壁が剥がれる心配がない。

ある意味、家の中が一番の避難所になり得る家がコンクリート住宅です。
この記事では、「災害に強い家」というテーマでコンクリート住宅の魅力をお伝えしていきたいと思います。

 

地震の揺れに強い

コンクリート住宅は構造上、柱・梁(ラーメン構造)または、壁(壁構造)で強度を保っています。
柱を中心に組み上げている木造と違い、躯体そのものに強度があります。
建物全体で地震のエネルギーを受け止めるため、揺れにくく変形しにくい家を実現します。

 

都市火災に強い

燃えないコンクリートでできたコンクリート住宅は隣家と距離確保が困難な都市部でも火災に対し強度を保ちます。
建物自体が燃え落ちることが無いため、万が一の時でも被害を最小限に食い止めることが可能です。
大切な命や資産を守る家です。

 

台風や大雨にも強い

重く堅いコンクリートで作り上げられた家は、台風・竜巻など強い風が吹いてもびくともしません。
洪水や土砂崩れなどが起こった際も家が流される可能性は低く、予期しずらい災害に対しても強い抵抗力を発揮します。

また、壁そのものも強度が高いため、瓦などの重量物が飛来した場合でも壁に穴が空くことはありません。

万が一浸水しても構造躯体は劣化しない!

木材の場合、洪水によって浸水すれば構造躯体自体が腐食する可能性があります。
基礎からリフォームする必要があり、多額の費用がかかります。
コンクリート住宅は、水に強く、万が一浸水しても基礎から建て替える必要はありません。

自然災害が多発する日本の住宅には、耐久性が必要です!

ほとんどの人にとって、家の購入は人生で最も大きな買い物になるはずです。ですから、できるだけ長く、居心地良く暮らせるものをと考えるでしょう。
その際、どうしても間取りやインテリア、生活動線などの「暮らし方」が中心になりがちですが、日本で家を建てるのであれば「耐久性」が最も大切だと考えています。

日本は四季折々の風景が楽しめる美しい国です。
しかし一方で、夏の猛暑や梅雨の長雨、さらに地震・台風などの自然災害が頻繁に発生する国でもあります。一年を通じて、気温や湿度は激しく変化しますから、住まいにはそれに耐え得るだけの強度が必要なのです。

1995年に発生した阪神淡路大震災では、日本の標準的な工法である木造住宅の耐久性が問題となりました。
激しい揺れに耐えられず、家屋が崩壊したり、密集した住宅地で火災が広がったりと、「木造」であるがゆえの脆(もろ)さが露呈したのです。

この震災から教訓を得て、国は2000年に建築基準法を改正。
以降に建てられた木造住宅では耐震性が向上しましたが、何十年と暮らす場所としては、それだけでは不十分といえるでしょう。「終の棲家」という言葉があるように、最期まで安心・安全に暮らすことができる住まいには、耐震性だけなく総合的な耐久性が求められます。

その点において、RC造はほかの工法に比べて高い性能を誇ります。
これこそが、災害に強い家としてRC造をすすめるいちばんの理由です。

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千葉県船橋市にあるコンクリート住宅専門の建設会社です。コンクリート住宅の魅力をお伝えします。注文住宅でもマンションでもコンクリート住宅に関することはお任せください。ホームページはこちらから→ https://mizu-kami.co.jp